拠点・施設伊勢湾海運は8日、愛知県飛島村の既存敷地内に新倉庫を建設すると発表した。貨物取扱量の増加対応と中長期的な事業基盤の強化を目的としたもので、倉庫名は「西名港3号倉庫」(仮称)。2026年3月に着工し、28年1月の完成を目指す。

▲西名港3号倉庫完成イメージ(出所:伊勢湾海運)
建設地は、名古屋港の主要拠点である飛島埠頭や鍋田埠頭に近接し、伊勢湾岸自動車道・飛島インターチェンジから車で2分の好立地に位置する。施設は4階建ての鉄骨造で、延床面積は2万9000平方メートル。重量物対応や雨天荷役場、垂直搬送機、自動リフトなどの設備に加え、全館無線LAN、太陽光発電設備、入出庫予約システムも備える。
総投資額は70億円で、自己資金と金融機関からの借入れで賄う。完成後は保管・作業の効率化に加え、輸送の合理化提案にもつなげ、28年以降の収益拡大を見込んでいる。
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