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三井物産、シンガポール企業と食品卸事業を展開

2024年7月19日 (金)

フード三井物産は19日、シンガポールを本拠とする航空サービス大手SATSと設立する合弁会社を通じて、SATS傘下の食品製造・食品卸企業への出資による事業参画に合意したと発表した。

▲SATSインド 冷凍食品製造工場(出所:三井物産)

世界人口のおよそ半数を占めるアジアでは、中間所得層の増加に伴い食の高度化と多様化が進行し、即食性の高い食品需要が拡大している。引き続き市場の拡大が見込めることから、インド、タイ、シンガポール、中国のSATS子会社に出資する。三井物産は、食品原材料や包材のグローバル調達力や、冷蔵・冷凍物流効率化の推進などによって、SATS子会社で開発・製造する商品の品質向上を加速し、アジアでの付加価値食品市場に注力する。

同社は、2023年4月にSATSとMOUを締結しており、同社の合弁会社への出資額はおよそ40億円、出資比率は15%。SATSの中核事業は機内食製造だが、同社との協業で他の食品製造・販売事業の拡大を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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