サービス・商品百貨店の中元・歳暮商品を対象とした共同配送システムを運用する三越伊勢丹システム・ソリューションズ(IMS、東京都中央区)は19日、広島の百貨店、福屋(広島市中区)が2024年の中元販売期から共同配送システムの利用を開始したと発表した。
同社の共同配送システムは、三越伊勢丹ビジネス・サポートやメーカー、卸売業者、配送業者の協力で運営されている。注文を受けると、連携している国内8拠点の物流倉庫や取組先梱包所のうち、最も届け先に近い拠点で配送伝票を発行し、そのデータに基づいて運送業者が配送する。これによって、運送業者は、トラックや人員の確保計画を立てることができ、百貨店は包装を外部委託することで、繁忙期でもスムーズな配送が可能になるというもの。
共同配送システムは、三越伊勢丹グループ以外の百貨店も利用しており、福屋の加入によって参加百貨店は11となる。
福屋は、広島の初めての百貨店として1929年に創業した老舗で、広島市内で百貨店2店舗などを経営している。
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