
▲柱上変圧器のイメージ(出所:東京電力パワーグリッド)
荷主東京電力パワーグリッド(東京都千代田区)と中部電力パワーグリッド(名古屋市東区)は23日、同日から柱上変圧器の共同輸送に関する実証実験を開始すると発表した。
実証では、期間となる8月8日までに3回の共同輸送を実施し、運行スケジュールの妥当性や中継拠点での正確な取り卸し、積み込みが可能かを確認。また、複数メーカーの貨物を混載輸送した場合の役割分担、責任区分の確認と課題の抽出も行う。
従来、東日本の柱上変圧器メーカーから両社の各納入場所へ輸送する場合、それぞれのメーカーがチャーター便を手配し、東京電力パワーグリッド資材センター7か所、中部電力パワーグリッド工事会社などへ120か所にそれぞれ輸送していた。
両社は同一のメーカーから柱上変圧器を調達しており、東日本のメーカーが東京電力パワーグリッドエリアを通過して中部電力パワーグリッドエリアの各納入場所に数台ずつの小口輸送を行っていることに着目。発注日や納入日を同期させ、東京電力パワーグリッド沼津資材センターを中継拠点とした複数メーカーの柱上変圧器を共同輸送する実証を開始するに至った。
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