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中部興産、シーネットのカゴ車ロケーター導入事例

2024年7月25日 (木)

ロジスティクス物流資産のトラッキングシステム「ci.Pacific/カゴ車locaTor(ロケーター)」を運営するシーネットIoTソリューションズ(千葉市美浜区)は24日、同システムの導入事例として中部興産(岐阜県可児市)の事例を公開したと発表した。

中部興産はスーパーマーケットのバローやドラッグストアのV・ドラッグなどを展開するバローグループの100%子会社で、物流インフラの設計・施工、運営を専門にしている。主な業務は物流センターの運営や集荷・配送業務で、バローグループ各店舗に納入する商品を集荷し、店舗別に仕分けして各店へ配送している。

中部興産では、カゴ車の盗難被害に遭ったのをきっかけに、カゴ車の管理ツールを探していたところ、同社がカゴ車locaTorを提案した。盗難前から、カゴ車の回収が非効率で滞留することも多く、繁忙期になるとカゴ車回収のためだけのために臨時トラックを1日に何度も走らせなければならない状態だったという。

同システムでは、GPS発信機を取り付けたカゴ車の位置をGoogleマップで確認できるため、一目で使用状況を把握できる。取引先で滞留している場合、そのまま棚として使用されていることが多く、現地で使用状況を確認したうえで、返却を求めたり、使用契約を結ぶよう要請したりした。また、配送会社が別の荷物の配送に使いまわしていることもあり、全く取り引きのない事業所で見つかることもあった。

この結果、年間600台のカゴ車を回収でき、カゴ車管理が大幅に改善した。また、カゴ車の貸し出しも業務として確立するという効果もあった。今後も追跡可能なカゴ車の台数を増やしていくという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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