メディカル調剤薬局や医薬品卸、ヘルスケア事業などを手がけるメディカル一光グループは24日、同社グループで調剤薬局「フラワー薬局」を展開するメディカル一光(津市)が医薬品卸2社を完全子会社化するため協議を開始すると発表した。薬局の経営環境が厳しくなるなか、事業規模の拡大で経営効率化を図る。
買収を目指すのは若松薬品(高松市)と佐藤薬品販売(埼玉県川口市)。若松薬品は、1994年設立で、沢井製薬の販売代理店として香川県や徳島県に営業基盤を持つ。23年9月期の売上高は16億4500万円だった。
一方、佐藤薬品販売は、1981年設立で、沢井製薬の販売代理店として埼玉県と千葉県に営業基盤がある。23年6月期の売上高は18億4300万円だった。両社を子会社化すれば、同グループの拠点は1都1道2府22県に拡大することになる。
メディカル一光は今後、両社と協議を進め、9月26日に契約を締結し、10月1日の株式譲渡を予定している。
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