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丸運、子会社を通じベトナム梱包会社の株式取得

2024年7月29日 (月)

M&A丸運(東京都中央区)は29日、子会社である丸運物流ベトナム(MLV、ハノイ市ロンビエン区)を通じ、ベトナムで梱包専門会社のサオ・ナム・インターナショナル・サービス&トレーディング・ジョイント・ストック・カンパニー(SANCOPACK)と株式譲渡契約および株主間契約を締結した。丸運は今後、SANCOPACKとの連携により、MLVの事業拡大を図る。

丸運は2017年8月にハノイ市にMLVを設立、フンイエン事務所を皮切りにホーチミン支店、ハナム営業所、ティエンザン営業所を開設し、日本・中国・ベトナム3拠点間のクロスボーダー取引拡大を図り、内外一貫物流サービスを提供してきた。更なるベトナム事業発展のため、現地企業とパートナーシップを構築し、その現地ネットワークや営業力を活用することで事業の拡大を図る方針を決め、提携先を探索していたという。

SANCOPACKは、ホーチミン市で2000年に設立された物流梱包事業会社で、ベトナム国内を中心に数多くの顧客を抱えており、梱包事業だけでなく梱包資材の販売事業も展開、技術力や営業
力に定評がある会社だという。MLVがパートナーを探索する中で両社の意向が一致し、資本業務提携に向け協議を進めた結果、今回、協議が整い、SANCOPACKの株式およそ40%をMLVが取得する契約締結に至ったとしている。

今後は、MLVの物流(輸送、入出庫保管、通関など)とSANCOPACKの梱包を合わせることでシナジー効果を産み出し、梱包から保管、通関、仕向地での輸送・開梱の一連の業務を一貫して行えるワンストップ物流サービスをベトナムの顧客に提供することにより、ベトナム事業の拡大を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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