ロジスティクス日本通運は3月29日、メキシコ現地法人のメキシコ日本通運が、グアナファト州シラオ市のグアナファト・インランドポート内に「グアナファトロジスティクスセンター」を開設、4月1日から営業を開始すると発表した。
シラオ市はメキシコ中部に位置し、自動車産業の進出が著しい地域となっている。同センターを開設するグアナファト・インランドポートは、区域内にグアナファト国際空港、シラオ鉄道ターミナル、税関、サンタフェ工業団地などを擁し、レオン、イラプアト、サラマンカ、セラヤなどの周辺都市へのアクセスも優れる。
メキシコ日通は、新拠点開設により、メキシコ中部で急増する自動車関連を中心とした物流ニーズに対応するとともに、独自のグローバル在庫管理システム「REWARDS」を駆使したVMI・JITなどの高品質な物流サービス、顧客の生産設備に対する保守サービス・パーツセンターとしての機能を提供する。
今後、同地域の集配網を強化し、メキシコ国内の日通拠点を結んだ定期トラック輸送ルートを拡充する。
グアナファトロジスティクスセンターの開設により、同国の日通グループのネットワークは8都市8拠点になる。
■施設の概要
名称:メキシコ日本通運グアナファトロジスティクスセンター
倉庫面積:9216平方メートル