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物流連、物流XML/EDI標準の新バージョンを公開

2013年4月1日 (月)

荷主日本物流団体連合会(物流連)の物流EDIセンターは3月29日、インターネットに対応した次世代物流EDI標準の改訂版「物流XML/EDI標準」(Ver02-02)を開発し、同センターのウェブサイト上に無償公開した。

今回の改定により、物流XML/EDIは「JTRN」(ジェイトラン)の機能をほぼカバーし、JTRNの後継標準として物流業務の効率化に寄与できるようになったため、同センターは「2013年度でいったん、標準化作業を終了する」としている。

JTRNは、物流業界、電機・電子業界が開発を進めていたそれぞれの物流EDI標準を、国や日本情報処理開発協会の支援で統合し、国内統一の物流EDI標準として開発されたもので、多くの荷主・物流企業、ベンダーなどが利用している。

今回の改訂では、JTRNの34メッセージのうち27メッセージの移行を完了し、通常の物流取引に必要なメッセージをカバーした。残る7メッセージについては「利用者のニーズを見ながら進めていく」としている。

■主な改訂内容
・運送状況情報ビジネスドキュメントの明細部の一部構成変更
・貨物照会回答情報ビジネスドキュメントの明細部の一部構成変更
・流通加工依頼情報ビジネスドキュメントの追加
・流通加工報告情報ビジネスドキュメントの追加
・流通加工プロセス定義書の追加
・運送状況情報、貨物照会回答情報に関わるプロセス定義書の修正

■新バージョンのダウンロード先URL
http://www.butsuryu.or.jp/edi/