ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東京湾でコンテナ搬出入予約制事業を実施

2024年8月8日 (木)

行政・団体東京都港湾局は8日、国土交通省や東京港埠頭、東京港運協会と協力して、東京港の一部ターミナルでITを活用したコンテナ搬出入予約制事業を実施すると発表した。同事業は2022年度から実施しているが、新たに対象ターミナルを増やし、実施内容も拡大する。

同事業は、コンテナターミナルのゲート前混雑の解消やコンテナトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図るシステム「CONPAS」を活用して、2022年から断続的に行われており、今回が6回目。

CONPASでは、コンテナの搬出入を予約制にして、特定の時間にコンテナを運ぶトレーラーが集中しないよう、分散を図る。そのうえで、入場受付をカード化して手続きを省略、搬入情報を事前照合するなどしてゲートへの進入を円滑化するほか、ヤードでは車両の接近情報を活用して、事前にコンテナを取り出しやすい場所に移動する。こうした運用によって、作業の効率化を図り、車両の滞留などを防ぐ。

大井1・2号ターミナルと大井6・7号ターミナルでは9月9日から10月8日まで平日の20日間実施。22年度から事業を行っている1・2号ターミナルでは通年実施を見据えた運用を行う。また、昨年度から開始した大井6・7号ターミナルでは、予約台数を増やす。また、新たに青海4号ターミナルでも、11月6日から19日までの平日に実施する。同事業は、今後も効果の検証を行いながら、継続して実施していく。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com