行政・団体国土交通省は、石油製品輸送における構造的課題の共有および解決への取り組みについて議論するため、「令和6年度 石油製品部会(個別部会)」を26日に開催する。
同省は、荷主業界と内航海運業界との連携強化の観点から、荷主企業、内航海運業者、行政の間で内航輸送に関する情報共有や意見交換を行っており、同部会の開催もその一環。個別部会は、産業基礎物資の輸送品目(鉄鋼、石油製品、石油化学製品)ごとに開催しており、安定・効率輸送協議会で議論された課題や意見について、具体的な議論をするため、平成29年度より開始している。
内航海運の主要貨物である鉄鋼や石油製品、石油化学製品などの産業基礎物資輸送は、輸送品目ごとに船舶の種類が異なるため、抱える課題なども異なる。
このうち石油製品については、ことし7月に「航空燃料供給不足への対応に向けた官民タスクフォース」でとりまとめられた「航空燃料供給不足に対する行動計画」に基づく航空燃料の輸送体制の強化に向けた取り組みが求められている。また、昨年11 月に開催された石油製品部会での議論も踏まえた、石油製品の安定・効率輸送に向けた取り組み必要とされている。
今回の同個別部会では、これらの取り組みの着実な推進に向けた具体的な議論を行うとしている。
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