高末HD、ドライバーなど58人参加の安全大会開催

イベント高末ホールディングス（名古屋市熱田区）は16日、トラックドライバーを主とする58人が参加した第23回「運送安全大会」を6月1日に開催したと発表した。本大会は、安全運転に関する意識向上と知識の拡充を目指し、半期ごとに開催されている。

今回の大会では、まず「安全意識向上月間」における各営業所の活動内容が発表され、優秀な活動が表彰された。今年度のテーマは「動いていないものへの事故防止！」であり、「車両感覚を身に付ける走行訓練」や「ドライブレコーダーを活用した危険予知訓練（KYT）」、および「スローガンの掲示」を行った営業所が最優秀活動大賞を受賞した。また、10年以上無事故を継続しているドライバーや、安全資料をポルトガル語に翻訳し営業所内で活用した取り組みに対する表彰も行われた。

特別講演として、首都圏物流（東京都板橋区）から、同社の安全活動についての講演が行われた。講演では、具体的な指導法やトレーナー制度の導入、安全に対する意識向上についての実例が共有され、初の試みとして社外の安全対策を学ぶ機会となった。

さらに、グループディスカッションでは「社内の交通事故速報・ドライブレコーダー映像をもとに原因追及と対策」をテーマに意見交換が行われた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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