財務・人事東洋埠頭が7月31日に発表した2026年3月期第1四半期決算短信(連結)によると、売上高が前年同期比4.7%増の94億1700万円、営業利益が同10.3%増の4億5200万円、最終利益が28.8%増の4億1100万円と増収増益だった。
国内総合物流事業セグメントの売上高は84億2700万円(前年同期比5.5%増)、セグメント利益は4億4900万円(同16.4%増)だった。全般的に貨物の保管残高はほぼ横ばいだったものの、新規物流施設の稼働などにより営業収益、利益ともに前年同期を上回った。倉庫業は、穀物などの取扱いが減少したものの、石油化学品などの取扱いが増加したことにより入出庫数量が増加。港湾運送業は穀物や建設土などの取扱数量が減少したものの、コンテナ取扱数量が増加した。自動車運送業は取扱数量が増加。その他の業務では物流関連施設の賃貸に伴う収入が増加した。
国際物流事業の売上高は10億7100万円(1.1%減)、営業利益はなし(97.1%減)だった。中央アジア向け輸出貨物の取扱いが増加したものの、国際輸送運賃が下落したことに加え中央アジア以外の拠点での取扱いが減少し、営業収益、利益ともに前年同期を下回った。
通期業績予想は売上高が前期比8.3%増の380億円、営業利益が同12.5%増の13億円、最終利益が11.1%減の10億円とした。
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