ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

成田、貨物ターミナルにトラックドッグ管理システム

2024年8月21日 (水)

ロジスティクス成田国際空港は8月、輸入貨物の引き取りに関わる長時間待機問題を解消するため、新たに「トラックドックマネジメントシステム」を導入すると発表した。このシステムは、トラックドライバーが事前に引き取り時間を予約できる仕組みで、成田空港の貨物地区における効率的な貨物処理を目指している。導入は2024年11月1日から開始される予定で、トラック事業者やフォワーダー、通関業者との協力を基に運用が進められる。

同空港では、長年にわたりトラックの長時間待機が問題視されており、新システムの導入により、貨物引き取りの平準化と効率化が期待されている。また、上屋事業者が貨物を積み込む際のフォークリフト作業も効率化され、トラックドライバーへの速やかな対応が可能となる。

さらに、システム導入後は、構内の安全を阻害する、貨物地区内での不法投棄や2次仕分け行為が厳しく取り締まられる予定。フォークリフト置き場も新たに設置され、トラック事業者が効率的に荷物を取り扱える環境が整備される。

空港貨物地区の全体的な運用効率の向上が見込まれる中、成田空港は今後も利用者の利便性を高める取り組みを続けていく方針である。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com