M&AESRグループは8月30日、中国で管理している開発ファンドの物流資産を総額58億人民元(120兆円)以上で売却することを発表した。この売却は、ESRが資本循環プログラムを実行し、高品質な資産を再配分する能力を示すもので、中国の厳しい資本市場環境でも成長を支えるための資本再配分が慎重に行われている。
今回の売却対象は、中国の一級および一級半の都市である広州、杭州、上海、蘇州に所在する9つの高品質な物流資産で、これらの都市では消費者の需要が物流資産を引き続き押し上げている。これらの資産は主要な交通ハブや都市中心部に近く、ポートフォリオに含まれる多くの建物はLEEDゴールドまたはシルバー認証を取得している。総賃貸面積はおよそ85万平方メートルにおよび、テナントにはeコマース、サードパーティ物流、製造業のトップ企業が含まれている。売却後もESRはこれらの資産の管理を継続する。
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