M&ADHLジャパン(東京都品川区)は3日、越境ECサイトを運営するビィ・フォアード(東京都港区)と提携し、スコープ3温室効果ガス排出量の削減に向けた取り組みを強化すると発表した。両社は、持続可能な航空燃料(SAF、サフ)を使用する国際輸送サービス「DHL GoGreen Plus(ゴー・グリーン・プラス)」に関する5年間の契約を締結。この契約により、ビィ・フォアードはEC事業における国際輸送で発生する温室効果ガスの排出量削減を図り、環境負荷の低減に寄与することを目指す。
DHLの「GoGreen Plus」サービスは、ブックアンドクレーム方式により、顧客がSAFへの投資を通じて温室効果ガス排出量の削減効果を享受できる仕組みである。これにより、日本発の貨物でSAFが使用されていなくても、環境価値を得ることが可能となる。DHLは「ミッション2050」を掲げ、CO2排出量ネット・ゼロを目指す取り組みを推進しており、これまでに配送車両の電動化や施設のカーボンニュートラル化を進めてきた。
ビィ・フォアードは新興国向けに中古自動車や部品の輸出を行う企業であり、今回の取り組みを通じて輸送業務の脱炭素化を進め、持続可能な事業拡大を目指していく方針だ。
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