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DHLエクス、SAF活用の国際航空輸送サービス開始

2023年2月17日 (金)

▲持続可能な航空燃料(SAF)を使用した貨物機(出所:DHL)

国際独物流大手のDHL Express(DHLエクスプレス)は16日、持続可能な航空燃料(SAF)を使い、荷主企業に対して輸送に伴うCO2排出量を削減する新しい輸送サービス「GoGreen Plus」(ゴーグリーン・プラス)を同日開始したと発表した。国際エクスプレス業界では初めてのサービスとして、まず英国、イタリアなど8か国でサービスを始め、その後、全世界に展開する計画という。

発表によると、新サービスは、DHLとエネルギー企業のBP(英国)、Neste(ネステ、フィンランド)両社との提携により、DHLエクスプレスの各拠点へのSAF供給が可能となったことで実現した。

SAFは廃油を原料とする再生可能な燃料で、従来のジェット燃料と比較して、ライフサイクル全体で最大80%の温室効果ガス(GHG)排出量の削減が可能だ。新サービスにより、荷主企業にとってはサプライチェーンの下流で発生する間接的な温室効果ガスの排出量(SCAPE3)が削減できる。

現時点のサービス提供国は、両国のほか、デンマーク、スウェーデン、カナダ、豪州、南アフリカ、アラブ首長国連邦の予定だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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