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デンソー、善明製作所に次世代型の新工場建設

2024年9月13日 (金)

▲新工場イメージ(出所:デンソー)

拠点・施設デンソーは9日、愛知県西尾市にある善明製作所の敷地内に新工場を建設する計画を発表した。2025年度上期に着工し、27年1月に完成、28年度上期から生産を開始する予定だ。投資額は690億円を見込む。

新工場では大規模統合ECU(Electronic Control Unit)を主に生産する。ECUは、今後のソフトウエア定義車両(SDV)や電動化に対応するための重要な部品であり、市場の拡大に合わせた生産体制を強化する狙いがある。

新工場は、デジタル技術や自動化を駆使し、24時間無人での稼働を目指す次世代型工場で、生産ラインの自動化に加え、荷下ろしや搬送、梱包までを完全に自動化する計画だ。また、太陽光パネルや水素を活用した自家発電により、カーボンニュートラルな工場運営を目指すとしている。

フレキシブル生産システムも特徴としており、標準化された生産ラインと設備を活用し、製品の種類や生産量の変動に柔軟に対応する。さらに、デジタルツイン技術を駆使して、仮想空間上で設備の動作をシミュレーションし、生産効率の向上を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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