ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ウィルボックス、国際物流ソリューションを展示

2024年9月17日 (火)

▲Willboxのブースの様子

イベントWillbox(神奈川県横浜市)は、10日から東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「国際物流総合展2024」に出展した。荷主と物流事業者をつなぐプラットフォーム「Giho Sea(ギホー・シー)」と、海上貨物輸コンテナの予約ができる「Container EC(コンテナEC)」を同社ブースにてアピールした。

ギホー・シーはいわば、荷主と物流事業者とのマッチングアプリ。物流業界では多重下請け構造が問題になっているが、両者をWillboxが直接結ぶことで複数業者による中抜きが発生しなくなる。そのため荷主にとってはコストの削減に、物流事業者にとっては報酬アップにつながる。

輸送はもちろん、梱包から倉庫保管、通関まで、さまざまな業務を依頼できる点もギホー・シーの特徴だ。Willboxは単に企業同士をつなげるにとどまらず、最適な組み合わせを提案することができるソリューションでもある。

コンテナECは、コンテナの大きさや出荷日時などを入力すると、条件に合った船便が表示されるサービス。もちろん、そのままオンラインでの予約が可能だ。こちらも取引にかかる手間と時間を短縮できるという点において、船舶会社と荷主の双方にメリットがある。

Wilbox広報の成田七瀬氏は出展の手応えについて「今年の国際物流総合展は過去最大規模ということもあり、ユーザーの声を直接聞くことができてよかった」と語った。その上で課題について問うと「現状、ギホー・シーはFCL(荷主がコンテナを1つを借り切る形態)のみに対応しているが、LCL(複数の荷主がコンテナに荷物を混載する形態)の需要が高いことが分かった。要望に合わせて機能を拡張していきたい」と意気込みを新たにした。

24年ならではの出会い、つながりの場が物流展だ

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com