荷主豊田合成は16日、同社が生産する高圧水素タンクが、トヨタ自動車が開発した「ポータブル水素カートリッジ」に採用されたと発表した。
ポータブル水素カートリッジは、水素を安全かつ手軽に持ち運び、各種機器に装着できるため、水素を燃焼させる水素調理器や燃料電池と組み合わせた電源など、幅広い用途での水素エネルギーの利用を可能にする。内部に使用されている高圧水素タンクには、燃料電池車のMIRAI向けに、同社とトヨタ自動車が開発した水素貯蔵技術が応用されている。
水素は使用時にCO2を排出しない次世代のエネルギーとして、脱炭素社会の実現に向けて普及が期待されている。モビリティや工場での利用が進んでいるが、社会実装が浸透するには、生活圏内まで水素を安全に運ぶ手段が必要とされている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com