
▲大型高圧水素タンク(出所:豊田合成)
荷主豊田合成は10日、同社が生産する高圧水素タンクが、日野自動車の燃料電池大型トラック「日野プロフィアZ FCV」に採用されたと発表した。トラックは10月に発売予定で、長距離幹線輸送に対応する十分な航続距離を確保した燃料電池車として期待されている。
採用されたのは、同社が2023年に市場投入した大型高圧水素タンクで、1台あたり6本を搭載。乗用車「MIRAI」の9倍にあたる50キロの水素を充てんできる。タンクの直径は50センチ、全長は190-200センチ、容量は200-230リットルで、最大70メガパスカルの圧力で貯蔵が可能だ。
豊田合成はこれまで、トヨタ自動車と共同で「MIRAI」向け水素タンクを開発し、三重県のいなべ工場で生産してきた。大型車向けでは小型トラックや船舶にも採用実績があり、今回の採用により適用範囲がさらに拡大した。
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