EC日本調剤(東京都港区)は17日、同日より、アマゾンジャパン(東京都目黒区)が提供する「Amazonファーマシー」を新たに11店舗で導入したことを発表した。オンラインでの服薬指導や処方薬の配送などのニーズに応え、利用者の利便性を向上させることを目指す。同サービスは、全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤にとって、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する重要な取り組みとなる。
同サービスが導入されるのは広島県呉市をはじめ、青森県、山口県、佐賀県、宮崎県、沖縄県など11店舗。これまで「Amazonファーマシー」が展開されていなかった地域を中心にサービスが提供される。
「Amazonファーマシー」は、患者がAmazonショッピングアプリを通じて、薬剤師によるオンライン服薬指導を受け、処方薬を自宅など指定の住所に配送、または薬局で受け取ることができるサービス。利用には、電子処方箋に対応した医療機関での診療が必要となるが、オンライン診療サービス「CLINICS」を通じた処方箋の取得も可能だ。患者は、医療機関で発行された電子処方箋を「Amazonファーマシー」にアップロードし、希望する薬局でのオンライン服薬指導を予約することができる。指導後には、処方薬の配送または店舗での受け取りを選択できる仕組みだ。
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