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柴田屋HDが増村酒販を設立

2024年9月18日 (水)

財務・人事柴田屋ホールディングス(東京都中野区)は17日、群馬県高崎市の「増村酒店」の営業権を譲受し、新たに「増村酒販」を設立、2024年9月から営業を開始したことを発表した。
同社は柴田屋ホールディングスが100%出資する子会社であり、同グループとしては地方進出の2例目となる。同グループはすでに広島県広島市で「ミシマ」の営業権を譲受し、「ミシマ酒販」として営業を行っており、今回の増村酒販設立は地方市場における事業承継を強化する取り組みの一環である。

「増村酒店」は長年にわたり地元の人々に愛されてきた酒販店であるが、近年後継者問題に直面していた。同様に、広島市の「ミシマ」も同じ課題を抱えており、いずれも地域の飲食業界に欠かせない存在であった。

しかし、このままでは地域経済に悪影響を及ぼす可能性があったため、柴田屋ホールディングスは、こうした老舗酒販店の経営権を譲受し、従業員の再雇用を含め、既存の営業体制を維持しながら、地域に根ざした事業展開を図っている。

今回の新会社設立は、柴田屋ホールディングスが持つ豊富な業界経験とノウハウを活かし、地方市場における酒販業の再生と発展に貢献することを目的としている。特に、地方の飲食業界は後継者問題によって厳しい状況に直面しているケースがあり、地域全体の経済活性化に向けた支援が急務である。
同社は、こうした地域の課題を解決するため、積極的に事業承継やM&Aを進めている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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