調査・データ物流アウトソーシング・販売代行サービスを展開する醍醐倉庫(東京都大田区)は12日、消費者がネットショップで商品を購入するまでのプロセスに関するアンケート調査を公表した。半数以上の消費者が商品情報をレビューサイトから得ており、顧客満足度を高めることが売り上げ増に最も貢献するといえそうだ。
調査は8月21日、20代から60代以上の男女300人を対象に、インターネットを通じて実施した。
調査結果によると、「商品の購入を検討する際に最初に行うこと」という問いに対し、「インターネットで商品のレビューを調べる」が113人と約3分の1を占め、「検索して評判をチェックする」が70人、「オンラインショップで価格を確認する」が65人だった。
「商品情報を収集するために利用する主な情報源」については、ネットのレビューサイトが156人と半数以上。次いで「公式サイト」が98人で続いた。SNSは28人だった。
また、「商品購入のプロセス全体で改善が必要だと感じる点」については、「商品の説明がわかりやすくなると良い」が128人で最も多く、「ECサイトの検索機能をもっと使いやすくする」が68人と続いた。「カスタマーサービスの応答が速くなると良い」も58人だった。
よく利用するネットショップについては、Amazonが159人、楽天市場が100人で、この2つだけで8割以上を占めた。
こうした結果から同社は「消費者は詳細で信頼性のある情報とスムーズな購入プロセスを求めており、これらの要素が購買体験向上の鍵となる」としている。
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