倉庫自動化市場、2030年までに550億ドルへ

国際物流市場調査ロジスティクスIQ（インド）はこのほど、倉庫自動化市場は、2030年までに550億ドル（7兆8282億円）に達する見込みだとの予想を発表した。

発表によると倉庫自動化市場は24年から30年の間に15％のCAGR（年平均成長率）で成長し、30年までに550億ドルに成長すると予想。成長の背景には、eコマース業界の成長、マルチチャネル流通チャネル、デジタルサービス、サプライチェーンネットワークのグローバル化、自律走行搬送ロボット（AMR）、即日・即時間配達の需要増加などがある。

米国、中国、ドイツは倉庫自動化の需要の50％以上を占めており、特にドイツ、イタリア、フランス、オランダなどのヨーロッパで市場浸透が進み、西ヨーロッパは世界市場の30% を占める。アジア太平洋地域の新興市場、特にインドと東南アジアも中東やラテンアメリカなどの地域と同様に大きな成長の可能性を示している。

ラテンアメリカでは、ブラジルとメキシコで同市場の成長が見込まれており、ヨーロッパでは、中央ヨーロッパと東ヨーロッパが急成長しており、ポーランドとチェコ共和国が物流の中心地として良好な成長を示している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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