イブオートノミー、NTT東日本とセミナー共催

イベントeve autonomy（イブオートノミー、静岡県磐田市）は、10月16日にNTT東日本と共催で、ローカル5Gおよび自動搬送システムを活用したスマート工場および物流の実現に向けたセミナーを開催することを発表した。このセミナーはオンラインとオフラインのハイブリッド形式で行われ、工場や物流現場の効率化を目指す参加者に向けて、最新のデジタル技術や無人搬送システムの導入事例が紹介される。

現在、多様化する顧客ニーズに対応するために、工場における生産プロセスは頻繁に変更されており、労働力不足や省人化の要請が高まっている。特に、搬送業務では自動化や省力化が重要な課題となっており、eve autonomyの無人搬送システム「eve auto（イブオート）」は、その解決策の一つとして注目されている。このシステムは工場や物流現場で、配線工事やルート修正といった複雑な作業を省くことができ、既存のインフラを最小限の変更で利用可能にするため、スマート化の推進に貢献している。

また、NTT東日本は、2024年1月に東京都調布市に設立した「ローカル5Gスマートファクトリー＆ロジスティクスラボ」を拠点に、工場の設備を無線化し、デジタルアシストツールや自動搬送システムを活用することで、スマートな工場・物流現場の実現を目指している。この施設では、eve autonomyの無人搬送システムが既に稼働しており、次世代の製造・物流プロセスを具体的に体験できる環境が整っている。

今回のセミナーでは、ローカル5Gを活用した工場のスマート化ソリューションや、屋外対応型の無人搬送システムの実際の運用事例が紹介される予定だ。特に、eve autonomyの無人搬送システム「eve auto」は、工場や物流現場における効率化と省力化に寄与する革新的な技術として期待されており、セミナーではその詳細が明らかにされる。

さらに、セミナー参加者には、NTT東日本のラボ施設を見学し、ローカル5Gによって連携されたスマート機器や自動搬送車両のデモンストレーションを体験する機会が提供される予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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