荷主自律移動ロボットの開発を手掛けるPreferred Robotics(プリファードロボティクス、東京都千代田区)は27日、三菱電機ビルソリューションズ(同)と、IoT(モノのインターネット)技術を用いてエレベーターと自律搬送ロボットを連携させる実証実験を実施したと発表した。
三菱電機ビルソリューションズはエレベーターや空調、照明、サービスロボット、入退室管理システムなど、さまざまなビル内設備の稼働データやセンシングデータなどを収集・蓄積し、データ処理を行うIoTプラットフォーム「ヴィル・フィーユ」を開発。ヴィル・フィーユの「ロボット移動支援サービス」と、プリファードロボティクスが開発・販売する自律搬送ロボット「カチャカ」を連携させ、有用性を検証した。
ロボット移動支援サービスのエレベーター連携機能は、ロボットからのリクエストに応じてヴィル・フィーユがエレベーターの呼び出しや行き先階の登録を行うほか、ロボットに対して乗り込むエレベーターや乗降タイミングなどを通知し、ロボットがフロア間を移動できるようにする。
両社は、エレベーターを使ってロボットの稼働範囲の拡大により、建物内のラストワンマイルの課題解決に貢献するとしている。
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