
(出所:Preferred Robotics)
サービス・商品Preferred Robotics(プリファードロボティクス、東京都千代田区)は8日、自律移動型の新型搬送ロボットと、複数台運用を支援する制御システム「カチャカフリートマネージャー」を発表した。100キロまでの重量物に対応し、昇降式構造により棚やコンテナなど既存設備をそのまま運搬可能とした。展示は9-11日にポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催される「ものづくりワールド2025」とインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催される「第6回 関西物流展」で行う。
ロボットは最大1.2メートル毎秒の速度で走行し、最小通行幅は500ミリ。エレベーターとの連携により、異なるフロア間でも搬送できる。物流施設をはじめ、病院やホテルなど多様な業態での活用が見込まれる。特に物流現場にでは、従来の什器をそのまま使用できる点や、狭小空間でも通行できる点が導入障壁を下げるとして注目される。
同時に発表された「カチャカフリートマネージャー」は、ロボット同士の通行制御や配車最適化などを担う。稼働には専用コントローラーとライセンス契約が必要で、操作はブラウザーを通じて行うため複数台の効率的な同時運用が可能となり、物流現場の省人化や業務効率化を実現させる。正式リリースは5月28日。
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