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三菱電機、複数メーカーロボの連携実証が完了

2025年3月10日 (月)

(出所:三菱電機)

調査・データ三菱電機は10日、三菱電機ビルソリューションズ(東京都千代田区)とともに、経済産業省の「ロボットフレンドリーな環境構築支援事業」に関連する研究開発プロジェクトの実証実験を完了したと発表した。実験では、メーカーが異なる複数のロボットを効率的に運用できる環境の構築に向けた検証を行った。

実証実験は2024年11月1日からことし2月28日まで、タップ(江東区)が運営する「タップホスピタリティラボ沖縄」で実施。ホテルやオフィスビル、病院などの施設内で、異なるメーカーのロボットが円滑に移動できる仕組みの検証を行った。

具体的には、交差点や狭い通路での衝突や対面膠着(こうちゃく)を防ぐ群管理方式を採用し、異なるメーカーのロボット間で連携が可能なインターフェースを導入。これにより、施設内のロボット運用効率の向上を確認した。また、エレベーターの利用台数を増やし、ロボットが効率的に移動できる環境を構築した。

三菱電機グループは、実証実験の成果をもとに、ロボットフレンドリー施設推進機構(RFA)が発行する「RFA規格およびRFAガイドライン」の標準化に向けて情報共有を進める方針。また、ロボット導入による施設の人手不足解消に向け、エレベーター運行の効率改善や新たなビルソリューションの提供に取り組む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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