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伊藤忠ロジ米法人、米墨間輸送会社に出資

2024年10月2日 (水)

財務・人事伊藤忠ロジスティクス(東京都港区)は1日、同社の米法人イトーチュー・ロジスティクスが、米国とメキシコ間の輸送ブローカー、BCSロジスティードに出資したと発表した。

BCSはテキサス州ラレドを拠点に米国とメキシコの間の輸送を手掛けている。メキシコの物流会社ブフェテのグループ企業で、通関・輸送のライセンスを所持し、国境付近には倉庫およびトレーラー待機場も保有している。

メキシコでの輸入通関時には「プレビオ」と呼ばれる事前の自主検査があり、通関業者による追加費用の徴収などの既得権益のような傾向も見受けられるなど、輸出入業者の障壁となっている。このため、伊藤忠ロジスティクスはBUFETEグループと共同で、プレビオを回避して輸入できるサービスを展開している。

今回の出資によって、同社が持つ国境通関・輸送・倉庫の機能を生かし、複雑な米-メキシコ間輸送の手続きの窓口を一本化。スムーズに物資を輸送できるようになる。米-メキシコ間の物流は、今後もさらなる拡大が期待されることから、同社はより高品質な物流サービスを目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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