伊藤忠、三菱ふそう直系ディーラー拠点にEMS導入

話題伊藤忠商事は24日、伊藤忠テクノソリューションズ（CTC、東京都千代田区）、環境経営戦略総研（東京都新宿区）と共同で、三菱ふそうトラック・バス直系ディーラーの拠点に、エネルギーマネジメントシステム（EMS）、LED照明を導入するプロジェクトを支援すると発表した。

三菱ふそうでは、既に先行導入した拠点へデマンド制御と空調の自動制御を導入することで、ピーク電力10％・電力使用量15％以上削減することに成功しており、今後、直系ディーラー拠点へ段階的に展開することで、大幅なCO2削減と電力使用量の削減を目指す。

導入拠点では、従業員の意識改善を行うことで、節電の取組を活性化。販売拠点毎にCO2削減状況をランキング表示するなど、全社的な意識向上につながる仕組みも導入し、継続的なCO2削減活動に取り組んでいく。

また、三菱ふそうは、電力会社がアグリゲーターと連携してピーク需要抑制策として進めているデマンドレスポンスプログラムにも参画し、電力需給安定化に寄与する方針で、3社はこれらの取り組みを支援していく。