ロジスティクスステアリングシステムや駆動部品などの製造・販売を手掛けるジェイテクト(愛知県刈谷市)は1日、燃料電池実用化推進協議会(FCC)に同日付で入会したと発表した。
FCCは日本における燃料電池の実用化と普及に向けた課題解決を図るため、2001年3月に設立された。会長をトヨタ自動車水素ファクトリープレジデントの山形光正氏が務めている。同社の加入で、参加企業・団体は104(個人1人を含む)となった。
同社は、2000年初めから油圧式パワーステアリングの開発などで培った流体技術をもとに、水素関連製品の開発に参入。14年には市販の水素燃料電池自動車への高圧水素バルブや減圧弁の供給を始めた。
今後は乗用車向けだけではなく、商用車や建機、鉄道、船舶といった大型モビリティ領域をはじめ、普及が期待されるドローンなどへの対応力を強化していく。
また、製品と製造設備に関する要素技術や知見であるコンピタンスを集約したテクノロジープラットフォームを活用し、顧客や社会の課題や悩みの解決策を提案するソリューション共創センターの開設も進めている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com