行政・団体本田技研工業(東京都港区)は13日、ホンダ「N-VAN」について、エアバッグ装置(サイドカーテンエアバッグ)の不具合によりリコールを届け出た。対象は2024年9月16日から2024年10月23日に製造された計892台。
サイドカーテンエアバッグにおいて、インフレータ(膨張装置)とエアバッグを固定するクランプリングのかしめ荷重の設定が不適切なため、過大な荷重でかしめられ、クランプリングの強度が不足しているものがある。そのため、車室内高温時にサイドカーテンエアバッグが展開した際、インフレータ内圧が増加し、クランプリングが破断してエアバッグが正常に展開できず、乗員保護性能を満足しないおそれがある。現在のところ不具合と事故は報告されていない。
改善措置として、全車両、左右のサイドカーテンエアバッグを対策品と交換する。また、全車両、右のサイドカーテンエアバッグを対策品と交換する。
■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001850978.pdf
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