国際東芝は1日、シンガポール現地法人「東芝アジア・パシフィック社」が、シンガポールの郵便事業会社「シンガポール・ポスト」から、郵便物自動処理システム一式を受注したと発表した。
2014年3月から段階的に設備を納入し、同年10月末までに旧システムからの更新を完了する。
東芝の海外向け郵便物自動処理システム一式の受注は、1月に受注したセルビア郵政公社向けに続くもの。
郵便物自動処理に必要な機器一式、機器類を統合・運用するITシステムを対象に、総額36億円で受注した。
同社では「郵便処理システム事業の拡大を図り、15年度には売上高200億円を目指す」としている。
■受注の概要
発注者:シンガポール・ポスト
納品機器:選別取揃え押印機、小型通常郵便OCR区分機、小型通常郵便バーコード区分機、大型薄物区分機(フラットソータ)、パケットソータ、ケース搬送ライン、統合OCR、局内の情報管理機器、各種機器の運用システムソフトウェア