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パワーエックス、岡山郵便局に定置用蓄電池を設置

2024年10月10日 (木)

▲大型定置用蓄電池のMega Power(出所:パワーエックス)

環境・CSR⼤型蓄電池の製造・販売を手掛けるパワーエックス(東京都港区)は9日、日本郵便岡山郵便局(岡山県総社市)に、同社が開発・運用する定置用蓄電池「Mega Power」1台を設置し、使用する電力についても、再エネ電力サービス「X-PPA」で供給を開始したと発表した。同社としては、蓄電池と電力サービスを組み合わせて提供する初の事例となる。

同社は昨年11月、日本郵便と持ち株会社の日本郵政の間で「カーボンニュートラル社会の促進に向けた協業に関する合意」を締結しており、今回は合意に基づく最初の取り組みとなる。

設置された定置用蓄電池は、20フィートコンテナ大で、公称容量は1時間当たり2132キロワット。使用電力のピークカットや買電タイムシフトといった機能によって、施設全体のエネルギー効率を向上させる。また、電力需要をAIが予測し、蓄電池の充放電制御を自動化している。さらに、再エネ電力供給サービスと今後開発・運用を始める系統蓄電所を同社が一体的に活用することで、再生可能エネルギーの利用を促進。これらによって、施設の電力コストを削減するとともに、環境負荷の軽減にも寄与する。

両社は今後、導入効果を検証したうえで、その他の郵便局への定置用蓄電池の設置や再エネ電力の導入を検討する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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