拠点・施設ホンダ(本田技研工業)は11日、中国湖北省武漢市に新設された生産工場の開所式を行ったと発表した。
同施設は、ホンダとしては初となるEV(電気自動車)専用の生産工場。ホンダは2035年までに自社におけるEV販売比率100%達成を目標としている。同社は22年に販売を開始した「e:N(イーエヌ)」シリーズに加え、24年4月に発表した「烨(yè:イエ)」シリーズなど、すでに複数のEVを市場に展開済み。27年までにこられを含む10機種のEV投入を予定しているという。
同施設では組み立て工程の自動化を進め、各工程のデータを連携させることで生産効率を高めるとしている。プレスの工程に至っては立体自動倉庫の導入と部品搬送の自動化により、同工程における物流要因ゼロを実現した。一つの工程における物流を丸ごと無人化したのはホンダとして初のこと。
環境面では建物の彩光レイアウトを工夫し、消費電力を削減。生産時に発生する熱を暖房システムに活用するなど、工場全体でエネルギー消費量の低減を目指している。
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