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SBSHD、拠点開設費用が一部先行、1Q営業赤字

2013年5月8日 (水)

ロジスティクス2013年12月期第1四半期連結決算(単位:百万円)

 2013年12月期1Q2012年12月期1Q増減率
売上高29,83230,979-3.7%
営業利益-63530-
経常利益-195691-
当期純利益-156563-
■拠点開設費用の一部が先行、営業赤字化
冬季に食品関係などの荷動きが鈍くなる季節要因のほか、依然として消費が回復していないとして3.7%の減収(前年同期比)。物流センターの開設・移転費用の一部が先行したこともあって、営業損失6300万円を計上した。

■4-6月期、グループブランド統一と事業基盤強化
6月にはグループブランドの統一を図るため、新シンボルマークの導入や物流事業会社の社名を「SBS」を冠するものに変更するなどの準備が進行中。3月以降、国内外で新たな事業基盤の強化に注力した。

3月には、香港に中国市場統括会社と香港での事業会社の現地法人2社を設立し、4月から日系メーカー向けのフォワーディングや倉庫などの事業を開始。

同時に国内でも野田吉春物流センター屋上で売電をスタートさせた。8月には千葉県や京都府などに保有する土地や施設屋上の設備も完成し、合わせて5メガワット規模の売電を行う。

さらに、3PL事業を加速するため提案営業を積極的に展開し、4-6月期にはドラッグストア、ホームセンター、音楽・レンタル産業向けの物流センターの開設や移転を実施する。

これらの取り組みにより、通期は売上高1280億円(前期並み)、営業利益31億円(6.9%増)、最終利益11億円(33.2%減)を見込む。