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SBSHD、3PL拠点拡大し減益幅を圧縮、1-9月期

2013年11月8日 (金)

ロジスティクス[SBSホールディングス]2013年12月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2013年12月期第2四半期2012年12月期第2四半期増減
売上高94,94395,213-0.3%
営業利益1,5422,020-23.7%
経常利益1,2771,997-36.1%
当期純利益567968-41.4%
SBSホールディングスは8日、1-9月期決算を発表した。売上高は、949億4300万円(前年同四半期比0.3%減)とほぼ前年並みの水準に回復してきたが、食品系物流センターの一部で稼働率が低下したほか、単価の下落などが収益悪化要因となった。営業利益は、1-6月期末時点で47%減となっていたが、7月以降改善軌道に乗り、1-9月期末は23.7%減まで圧縮した。

期中にはドラッグストア、ホームセンター、眼鏡レンズメーカー、食品メーカーなど、新たに獲得した3PL業務の核となる物流センターの立ち上げに取り組んだほか、既存の音楽・レンタル産業向け3PL業務で複数個所に分散していた物流拠点を集約し、高機能な大型物流センターへ移転。

海外戦略では、アジアの拠点拡充や体制整備に注力し、3月に中国市場統括会社と香港での事業会社の現地法人2社を設立、4月から日系メーカー向けの事業を開始した。6月には日系企業が多く進出するタイに2万坪の物流用地を取得し、グループ初の自社海外物流センターを2014年に開設する計画を打ち出した。