鴻池運輸、インドで都市ガス事業に参加

ロジスティクス鴻池運輸は18日、大阪ガスが進めているインドでの都市ガス事業に参加すると発表した。同社は物流やエンジニアリングなどの分野を担う。

インドでの都市ガス事業は、事業エリアごとに行われる入札によって事業者が決められ、落札事業者は一定期間の排他的なガス販売権やインフラ占有権などを得る。

大阪ガスは、住友商事や海外交通・都市開発事業支援機構や海外企業と共同で、インドの都市ガス事業に参入。現在、インド南部の郊外を中心としたエリアと北中部の都市部を中心としたエリアで事業を展開しており、事業面積はインド国土の1割に相当する32万平方キロメートルとなっている。

鴻池運輸は、日本国内で大阪ガスの都市ガス製造所の保全やLNG輸送、設備の運用管理・メンテナンスを担ってきた実績があり、今回は大阪ガスの子会社が保有する日系コンソーシアムの株式の一部を譲渡されたことで、参加が実現した。

インドでも日本と同様、物流やエンジニアリングなどを担う予定で、今後は他の事業者とともに、天然ガス車用ステーションや都市ガス導管網などの都市ガスインフラのさらなる整備を推進。交通用を中心に、家庭用から業務用、産業用向けの都市ガス販売拡大を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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