荷主大阪ガスは15日、CO2排出を実質的にゼロとするLNG(液化天然ガス)の導入を始めると発表した。大阪ガスは、シェル・イースタン・トレーディング(シンガポール)とカーボンニュートラルLNGの取引に関する契約を締結。8月1日よりカーボンニュートラルLNGによる都市ガス供給を開始する。
カーボンニュートラルLNGは、天然ガスの採掘から都市ガスの消費までの全工程で発生するCO2を、環境保全プロジェクトなどによるCO2削減効果で相殺することで、発生するCO2を実質的にゼロとみなす。

▲カーボンニュートラルLNG(CNLNG)を積載したLNG船「AMANI」号(出所:大阪ガス)