ロジスティクス日本貨物鉄道(東京都渋谷区、JR貨物)は17日、全国通運連盟、鉄道貨物協会との共催で、鉄道コンテナ輸送の品質向上を目的とした「コンテナ輸送品質向上キャンペーン」を全国で展開することを発表した。
このキャンペーンは、一貫輸送商品である鉄道コンテナ輸送を安心して利用できるよう、関係者が一体となって11年度から実施しており、今回で14回目。同社によると、これまでの取り組みにより輸送中の貨物の破損などの事故はキャンペーン開始当初の三分の一まで減少したという。
今回は「しっかり積んで、優しく運ぼう」というテーマのもと、コンテナ内モニタリング装置を活用した貨物事故原因の究明と対策の実施、私有/ISOコンテナの駅頭での外装実態確認、次にJRコンテナを使う顧客のための清掃返却推進活動などが行われる。
また、安全で丁寧な荷役作業についての事業所毎の取り組みの選定と実践、全国荷役作業競技会やJRコンテナ修繕技能向上会が開催され、コンテナホームの常温アスファルト簡易修繕や各コンテナ貨物駅での自主的取り組みが実施される。
キャンペーンは10月1日-11月30日のあいだ行われる。
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