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三井E&S、越南部港湾から最大規模のクレーン受注

2025年8月4日 (月)

(出所:三井E&S)

荷主三井E&Sは、ベトナムの港湾運営会社ペトロベトナム・フオックアン港開拓投資(PAP)から、岸壁用コンテナクレーン(RTG)11基と、タイヤ式電動トランスファークレーン(E-RTG)11基を受注したと発表した。いずれも三井E&Sの「三井パセコ」ブランドで、両社にとってベトナム国内で過去最大規模のクレーン調達となる。

PAPは、ベトナム最大の港湾運営会社であるサイゴン・ニューポート・コーポレーション(SNP)との戦略的協業を進めており、南部地域での国際物流の需要拡大や港間接続性の向上を図っている。今回の設備は、PAPがドンナイ省で開発を進めるフオックアン港向けに導入。同港は南部で初となる本格的なコンテナターミナルで、すでに世界大手の地中海海運(MSC)からの寄港も決まっており、今後、ベトナム最大級の物流拠点として機能する見通しだ。

なお、同港ではすでに13基の三井E&S製クレーンが稼働しており、今回の22基の納入により、2024年7月の受注分を含めた累計は56基に達する。三井E&Sは過去10年間でベトナム国内に170基以上のクレーンを納入しており、同国でのトップシェアを維持している。

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