荷主ビプロジーは18日、三菱重工業(東京都港区)のグループ共通の直接材調達・購買管理システムとして「eBuyerBrains(イーバイヤーブレインズ)」が導入され、2024年9月から本格稼働を開始したと発表した。同システムは、原材料や部品の調達プロセスにおける迅速な意思決定を支援し、業務の効率化を図るためのもの。
従来、三菱重工グループではERPを活用して調達業務を管理していたが、各事業ごとに異なるシステムを使用しており、データの一元化や調達業務の効率化に課題があった。これを解決するため、同システムを採用し、購買データの可視化とリアルタイムでの分析が可能となった。これにより、迅速な意思決定が行えるだけでなく、調達業務全体の効率化が期待されている。
「eBuyerBrains」は、見積、発注、検収といった調達業務の基本機能に加え、サプライヤー管理や調達分析機能を備えており、デジタル化による業務効率の向上を実現する。また、このシステムにより、サプライヤーとの連携が強化され、全体の業務プロセスが一層効率的になることが見込まれる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com