M&AJFEスチール(東京都千代田区)は18日、JSW Steel(JSW)と共同で設立した合弁会社JSW JFEエレクトリカルスチールを通じて、インドの電磁鋼板製造販売企業であるティッセンクルップ・エレクトリカルスチール・インディア(TESI)の株式を100%取得することをティッセンクルップAGと合意し、10月18日に株式譲渡契約を締結したと発表した。
同買収の対象会社であるTESIは、インドのマハラシュトラ州ナーシク市に位置し、インド国内初の冷延工程以降を処理する電磁鋼板製造会社として、10年以上にわたり方向性電磁鋼板の製造・販売を行っている。
同社はことし2月にJSWと、インドにおける方向性電磁鋼板の合弁会社JSW JFE Electrical Steelを設立し、インド国内において方向性電磁鋼板の一貫製造体制の構築を目指しており、2027年度のフル生産開始を計画している。今回の買収により、当初計画より早期にインド国内の方向性電磁鋼板のマーケットに参入し、同国内において方向性電磁鋼板の製造から販売までの一貫した体制を早期に確立し、方向性電磁鋼板の需要の拡大に対応する。
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