M&A鴻池運輸(大阪市中央区)は23日、インド国営の鉄鋼スラグ処理事業会社であるフェロスクラップニグラム、FSNL)の株式について21日付で取得が完了し、完全子会社としたことを発表した。
FSNLはインド国内の製鉄所で副生されるスラグ(製鉄過程で発生する副産物)の処理、スラグ中に含まれる金属成分の回収、これらの利材化を目的とした加工および取扱品の物流事業に携わっている。インドは現在世界第2位の粗鋼生産量(1億4000万トン(2023年実績))を持ち、2030年までに3億トンまで能力を引き上げることを政府が公表するなど、今後世界の鉄鋼業界をけん引する国と見込まれていることから、同社はインド事業を中期経営計画の注力事業の一つとして位置付けている。
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