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丸紅、ミャンマーの飼料・養鶏事業に参入

2013年5月16日 (木)

フード丸紅は15日、日本ハムと共同でミャンマーの飼料・養鶏事業に取り組むことに合意した、と発表した。ミャンマーで同事業を行う日系企業は初めて。

今年度中に現地有力企業を含めた三社間で合弁契約を締結し、飼料工場、種鶏場、ブロイラー農場を建設する。2015年から養鶏出荷を開始し、初年度は年産600万羽、18年度までに年産1200万羽に倍増する計画。飼料工場の生産能力は年産20万トンとする。

将来的には鶏肉処理・加工工場も備え、飼料生産だけでなく養鶏処理・加工までの一貫体制を目指す。

ミャンマーは長い経済制裁の影響で、飼料・畜産技術が発展途上の段階にあるが、丸紅は「当社グループと日本ハムグループが協業し、日本の先進的な生産技術、トレーサビリティーを同国市場へいち早く導入し、安全かつ安心な畜産物供給を実現する」としている。