ロジスティクスシンガポール航空が20日発表した2013年3月期決算によると、貨物輸送子会社のSIAカーゴの営業利益は1億6700万ドルの損失となり、赤字幅が前期から4800万ドル拡大した。
SIAカーゴは、貨物積載能力(トンキロ)が5.5%減少。貨物輸送量(トンキロ)は6%減となったため、貨物利用率は0.4ポイント下落して63.4%となった。
同社は2012年12月に1機を運航休止させたため、ことし3月31日時点では、B747-400型機12機を運航。今期は成長が期待できる新興国市場に重点を置く。