サービス・商品ICT(情報通信技術)中核事業を展開する双日テックイノベーション(東京都千代田区)は29日、総合商社の丸紅の2本部と同社のグループ会社2社にERPシステム「GRANDIT」(グランディット)を導入したと発表した。
同システムは、総合商社のグループ会社や専門商社での導入実績が豊富であることに加えて、標準装備されたワークフローやレポーティング機能が標準装備されシームレスなデータ連携が可能で、グランディットコンソーシアムによる共同開発のためパッケージ機能仕様などの情報が開示されている点が選定の決め手となった。
同システムの導入により、要件定義において適切な機能の取捨選択を行い開発コストと運用コストの削減という目標を実現し、各領域に最適なERPを採用することで個別開発の削減を実現させた。
具体的には、各領域に最適なERPを採用することで、追加機能の開発を最小限に抑え、開発コストはSAP S/4HANAで再構築する場合と比較して、3割以上のコストダウンが可能だ。また、サービスエンジニアの人件費が高騰し開発に充てるリソースも逼迫する状況下で、領域ごとに最適なERPを選択することで導入を段階的に進めることが可能になり、リソースを分散化して効率的に進めることが可能になった。
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