財務・人事東洋埠頭は1日、2025年3月期通期業績予想を下方修正した。発表によると売上高は前回予想から10億円減の350億円、営業利益は同2億円減の10億円、経常利益は2億円減の12億円と予想を修正、最終利益については据え置いた。
荷動きが回復基調となったものの、倉庫保管残高が前年同期を下回ったことに加え、欧州向け輸出貨物の取扱いが減少。地政学リスク、円安の影響、諸物価の高騰など、先行き不透明な状況が続いていることから、下方修正となった。
同日発表した同第2四半期決算は、売上高が前年同期比1.5%減の175億3700万円、営業利益が同28%減の4億9400万円、最終利益が3.2%減の4億6800万円と減収減益だった。
主力の国内総合物流事業セグメントは、港湾運送業、自動車運送業などは増収も倉庫業が不調に終わり、売上高は1.1%減の155億6000万円、営業利益は24%減の4億7400万円となった。
国際物流事業は、売上高が5.3%減の21億3600万円、営業利益は74.8%減の1400万円となった。中央アジア向け輸出貨物の取り扱いが始まったが、欧州向けの輸出貨物取り扱いが減少した。
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