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ヤマトHDがナカノ商会を子会社化

2024年11月5日 (火)

M&Aヤマトホールディングスは5日、コントラクト・ロジスティクス事業のナカノ商会(東京都江戸川区)の株式2036万5960株(87.7%)を取得し、連結子会社にすると発表した。取得日は12月1日で、取得額は469億4300万円となる。

ナカノ商会は、保管・庫内作業・輸送サービスに加え、顧客仕様に再構築した物流施設のサブリースなど、顧客ニーズに合わせた複数の機能を一貫して提供するコントラクト・ロジスティクス(CL)事業を、小売事業者や、食品などのメーカー、サプライヤー、EC事業者の上流の物流領域を中心に展開している。

同社は、ナカノ商会がグループに加わることで、CL事業の拡大や国内輸配送事業とのシナジー創出のほか、両社のリソースの共同利用によるコスト削減効果などが期待できるとしている。

ナカノ商会は国内51か所に拠点を置き、顧客へのサブリース物件が100か所ある。保有車両は約400台でパートナー車両を含めて1日3500-5000運行。現在、ヤマト運輸との間で電子商取引(EC)向け荷物の仕分け業務の委託などの取引関係がある。

23年9月期の決算は売上高867億7000万円、経常利益46億7100万円だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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